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SBI証券:ソフトバンクG社債2.84%

執筆者: ginko (2022-12-04)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:ソフトバンクG社債2.84%」です。

目下、4年に一度のサッカーワールドカップの真っ最中ですが、FIFAランキング24位の日本は7位のスペイン、11位のドイツを撃破する一方で、31位のコスタリカに負けるという、何だかよく分からない神がかった成績を残してグループリーグを突破し、決勝トーナメントへと駒を進めました。

勝利の要因はいろいろ解説されてはいるものの、ドイツ戦でのボール支配率が22%、スペイン戦でのボール支配率が14%、ついでにコスタリカ戦でのボール支配率が56%と聞くと、FIFAランキングはめちゃ正確だし、身も蓋もない言い方をすれば「運が味方した」ということなのでしょうね。

もちろん「運も実力のうち」なのかもしれませんが。

しかし天国から地獄、そして再び天国へと目まぐるしく動いた1週間でしたが、それに伴うファンの手のひら返しもひどいものでした。出場32チーム中、31チームはいつかどこかで敗退するわけですからね。チームの勝敗に一喜一憂するのはファンなら当然かもしれませんが、長い目で応援していきたいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券が取り扱う楽天カードマン債を取り上げました。この楽天カード株式会社社債の金利はと言うとこうなっております。

■楽天証券:楽天カード株式会社 第9回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

・5年:1.65%


期間5年で1.65%良い金利ですね。

また、5年後に楽天カードの経営が傾いてしまっている可能性もまずないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。親会社の楽天がどうなっているかは分かりませんが・・・。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★ですからまずまず良い結果です。

金利を考えるともう少し評価が高くても良い気がしますが。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月27日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1586

前回のコラム:「楽天証券:楽天カードマン債5年約1.5%」

今回はSBI証券が取り扱うソフトバンクグループ債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.250%」と上限に達しましたが、やはり低水準です。

いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。

さてなかなか金利が上昇しない中で、高金利での運用を求めている人にとって、検討対象となるかもしれないのが、今回ご紹介するSBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債です。

社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

このソフトバンクグループ社債は「無担保」ということですから尚更ですね。逆に言えばその分だけ金利が高いということです。

ではこのSBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債

・商品名:ソフトバンクグループ株式会社 第58回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)
・満期償還日:2029/12/14
・期間:約7年
・利率:年2.84%

期間7年で上記のようなリスクは考慮しないといけないものの金利は2.84%ということで破格です。

ただソフトバンクグループ社の格付けはJCRという日本の甘い格付け機関ですら「A-」ということでやや微妙です。

株価の軟調で巨額の損失を計上していることもあり、リスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければと思います。

ちなみにこの社債の発行額は3,850億円ですので少なくともすぐに売り切れてしまうことはないと思いますが、お早目にご検討ください。

一応販売期間は「12/2(金)12:00 ~ 12/15(木)14:00」となっていますが。

ではこの、期間が約7年で金利が2.84%の、SBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがありつつも好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。筆者も甘いです。アンケートの投票は1月4日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】期間が約7年で金利が2.84%の、SBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債。あなたの評価は?(投票は1月4日まで)  >>>投票はこちら

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