執筆者: ginko (2022-12-17)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「新生銀行:円定期1年0.20%」です。
年末年始のJRの予約状況は去年の16%増ということでコロナ前の75%だそうです。
この「コロナ前の75%」という数字は色々とよく見かける気がします。たしかホテルの稼働率もそんなものじゃなかったでしたっけ?帰省もホテルもどちらも移動を伴うものという意味では同じような結果になるのは当然かもしれませんが。
75%という数字には、よくぞここまで戻ったという気も、まだ75%という気もしますね。薄利多売の業種であれば売上が3/4になると赤字となりそうです。電鉄なら黒字でしょうけれど。
とは言えヒトは忘れる生き物。やはりどんどん正常化していくのでしょうね。それで良いと思います。
一方、お隣の中国では3年遅れのウィズコロナ政策で、ご老人がバタバタとお亡くなりになっているようです。
早くに正常化に舵を切った欧米スタイルが良かったのか、ギリギリまで粘った中国スタイルが良かったのか・・・個人的にはその間を行った日本は「まずまずうまくコントロールした方」という気がしますが、ちゃんとどこかで答え合わせをしてほしいものです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行:円定期1年0.22%を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.22%
・3年:0.25%
・5年:0.28%
・7年:0.35%
※2022年12月17日現在、年利、税引き前、100万円以上
いずれも0.2%以上であり、7年ものについては0.35%ですから高水準ですね。
今月から金利を引き上げたわけですが、ボーナス時期の特別金利ということですかね?素晴らしい。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.1」。最高が5つ★ですからかなり良い評価です。
金利を考えると当然かもしれませんが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月11日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1596
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期1年0.22%」
今回は新生銀行のパワーダイレクト円定期預金を取り上げたいと思います。
※本キャンペーンは既に終了しています。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.250%」と上限に達しましたが、やはり低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
さて本題に戻りまして、時期的には12月ということで冬の定期預金キャンペーンが始まっていますが、新生銀行も金利を引き上げていますね。「パワーダイレクト円定期預金」の気になる金利はと言うと・・・
■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金」
・6ヶ月 : 0.1%
・1年 : 0.2%
1年0.2%ということですから良い金利ですね。この高金利が続いてほしいものですが・・・キャンペーンは1月31日までとなっています。
さらに新生銀行の場合、残高別の優遇制度を提供しておりまして、この定期預金に200万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり以下のような優遇が受けられます。
・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・コンビニATM手数料 : 何回でも無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇
分かりやすいのはネット振込みとコンビニATM手数料無料ですが、手数料削減メリットが利息のメリットよりはるかに大きいのは間違いありません。
一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月5回無料というのは月1,500円。コンビニATMの手数料が200円としてこちらも月5回使うとすると月1,000円。合わせて年間30,000円。元本が200万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年1.875%」相当の利回りということになりますね。
それぞれ月5回ずつ、いつも使うかどうかは別にしても、0.20%の金利を上回る経済的メリットがあるということです。
こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。
最後に主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 1.00% ※新規顧客向け、3ヶ月
・オリックス銀行 0.22%
・新生銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・UI銀行 0.20%
・SBJ銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・auじぶん銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
上位は0.2%台でズラっと並んでいますね。新生銀行の金利ももちろん良い水準です。
ではこの、1年円定期の金利が0.2%となる、新生銀行の「パワーダイレクト円定期預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は1月17日まで。
>>>新生銀行の「パワーダイレクト円定期預金」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年円定期の金利が0.2%となる、新生銀行の「パワーダイレクト円定期預金」。あなたの評価は?(投票は1月17日まで)
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