ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「UI銀行:円定期1年0.30%、2年0.30%」です。
アメリカの雇用統計が発表され、失業率が3.5%と空前の低さとなりました。「それだけ景気が強い」とも「人手不足だ」とも言えるわけですが、一筋縄ではいかないのが株式市場で、雇用の数字が強いと
・雇用の数字が強い→賃金が高くなる→インフレ率が上昇する→金融が引き締められる→株価が下がる
という思惑から、株価は下がってしまうのですね。
ただ今回は、賃金が「予想ほどは上昇しない」という結果だったことから、差し引き「株式市場にはプラス」という解釈によってか株価は上昇しています。
「賃金が下がれば株価が上がる」とは何だかおかしな感覚ですが、今年はそうしたチグハグな株価の動きが続きそうです。
素人には難しい相場ですが・・・長期投資の効果を信じ、目をつむって荒波をやり過ごしたいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の「円定期預金
冬のボーナスキャンペーン!」を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・
■楽天銀行「円定期預金 冬のボーナスキャンペーン」
・6ヶ月:0.13%
・1年:0.15%
ということでまずまずの水準ですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.9」。真ん中が3つ★ですからやや残念な評価です。
金利水準を考えればむしろ健闘した方かもしれませんが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月25日まで。
>>>楽天銀行の「円定期預金
冬のボーナスキャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1605
前回のコラム:「楽天銀行:円定期1年0.15%」
今回はUI銀行の「金利UPキャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月、そして今月=2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。
とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.500%」と早くも新しい上限に達し、以前に比べれば大分上昇してきました。
さて定期預金については1月となり、冬の定期預金キャンペーンは終盤戦ですね。
そうした中でUI銀行が逆張りなのかこのタイミングで、金利UPキャンペーンを開始しています。
そのUI銀行ですが、きらぼし銀行のグループ会社となりますので、完全な新規参入銀行というよりは、きらぼし銀行グループ内のネット銀行という位置づけですが、利用者からすればお得なサービスさえ提供してくれればどんな銀行だって構いません。
で、その金利UPキャンペーンですがこういった内容となっています。
■UI銀行「金利UPキャンペーン」
・1年:0.30%
・2年:0.30%
1年ものも2年ものもどちらも0.30%ということで、今の金利状況の中では破格の金利ですね!すばらしい。
キャンペーンは3月31日までとなっていますのでご注意ください。
ちなみにキャンペーン対象である1年・2年を除いた定期預金の通常金利はこのようになっています。
・1ヶ月:0.12%
・3ヶ月:0.12%
・6ヶ月:0.12%
・3年:0.20%
・5年:0.20%
キャンペーン以外の金利も十分魅力的ですね。高水準の金利が続くことを祈りたいと思います。
加えてUI銀行は口座サービスも魅力的でATM無料回数・他行宛て振り込み無料回数が残高別にこのような内容となっています。
・10万円未満:ATM無料月1回/他行振り込み無料月2回
・10万円以上:ATM無料月3回/他行振り込み無料月5回
・300万円以上:ATM無料月7回/他行振り込み無料月7回
・500万円以上:ATM無料月15回/他行振り込み無料月15回
残高が500万円以上の場合、それぞれ月15回無料になるということですからすさまじいですね!
こうした基本サービスに注目して口座開設するのもありかと思います。
ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 1.00% ※新規顧客向け、3ヶ月
・UI銀行 0.30% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.22%
・新生銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・楽天銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・auじぶん銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
やはりUI銀行の金利は好金利ですね!
ではこの1年ものが0.30%、2年ものが0.30%となるUI銀行の「金利UPキャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月7日まで。
>>>UI銀行について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年ものが0.30%、2年ものが0.30%となるUI銀行の「金利UPキャンペーン」。あなたの評価は?(投票は2月7日まで)
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