ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:新規口座開設優遇プラン1年0.35%」です。
アメリカの中堅銀行であるシリコンバレー銀行が破綻するという衝撃的なニュースが飛び込んできました。総資産額は28兆円ということで、アメリカの経済規模からすれば「大したことないな」というのが第一印象でしたが、「全米16位」「過去2番目の規模」と聞くとにわかに不安になります。
思い起こせば、リーマンショックの嚆矢と言えるサブプライムショックの時も「大したことない」と思っていたら、全然大したことありましたので、筆者の直感は全く当てになりません。
争点は、身売り先が決まり、預金が全額保護されるのかどうか、そこに尽きますね。
破綻の原因は、預金流出によって含み損の債券を売らざるを得なかったという「資金繰り破綻」のようですので、それこそ無尽蔵の資金力を持つ邦銀が購入すれば面白いような気がしますが、シリコンバレーのリスクを日本のバンカーが取ることは難しいですかね・・・。
最後はいつものように、バフェットが安値で買うのかもしれません。
いずれにしても、この銀行破綻の余波が拡大するのかどうか、そして拡大するのであれば株式相場や為替相場にどのような影響を与えるのか、週明けの金融市場の動きには注目です。日本株は激下がりでしょうけれど。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行が取り扱う金銭信託「イオンフィナンシャルサービス株式会社
第1号」を取り上げました。気になる条件はと言うと・・・
■イオン銀行/金銭信託「イオンフィナンシャルサービス株式会社 第1号」
・信託期間 : 3年
・受託 : 三菱UFJ信託銀行株式会社
・募集期間 : 2023年1月30日(月)~2023年3月10日(金) ※募集総額に達し次第、締め切り。
・募集総額 : 150億円
・申込単位 : 10万円以上1円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可
ということになっています。前回のイオン銀行の金銭信託の募集額は150億円でしたが、今回も同じです。予定配当率はこうです。
・3年 : 1,000万円未満の場合、0.20%
・3年 : 1,000万円以上の場合、0.22%
金額によって少し利回りが変わるわけですが、3年で0.2%台ですからまずまずの水準ですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★ですからまずまず良い評価です。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月4日まで。
>>>イオン銀行の金銭信託「イオンフィナンシャルサービス株式会社
第1号」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1671
前回のコラム:「イオン銀行:イオンFS金銭信託3年0.20%」
今回は東京スター銀行の「インターネット限定 新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。
とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.395%」という事で先週よりは下がりましたが、以前よりは上昇していますね。
さてそのように市場金利が上昇傾向となる中で、一足早く定期預金金利を引き上げている銀行もあります。そうした銀行の1つが東京スター銀行です。その東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」の具体的な金利水準はこうなっています。
■東京スター銀行「スターワン円定期預金プラス」
・6ヶ月 : 0.05% ※インターネット限定
・1年 : 0.20% ※インターネット限定
・3年 : 0.25% ※インターネット限定
1年0.20%と3年0.25%はなかなかの高水準ですね!これまでのややこしい利用条件がなくなったのも好感が持てます。
これが上記の通り、日銀の「変動幅拡大」の余波であれば、ありがたいですし、他行が追随するのかという点も注目です。
加えて新たに、新規口座開設者限定の金利優遇プランもスタートさせていますね。このようになっています。
■東京スター銀行「インターネット限定 新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」
・1年 : 0.35% ※新規顧客向け
金利をさらに引き上げているわけですから、かなり魅力的です。東京スター銀行の口座を持っていない方は検討してみてはいかがでしょうか?ATM手数料も実質無料ですしね。
ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 1.00% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.35% ※新規顧客向け
・UI銀行 0.30% ※キャンペーン金利
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け
・東京スター銀行 0.20%
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・オリックス銀行 0.15%
・SBJ銀行 0.15%
・auじぶん銀行 0.05%
・楽天銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
やはり東京スター銀行は高水準ですね。
ではこの、新規顧客には1年0.35%、既存顧客には1年0.20%となる東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は4月12日まで。
>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】新規顧客には1年0.35%、既存顧客には1年0.20%となる東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」。あなたの評価は?(投票は4月12日まで)
>>>投票はこちら
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
銀行.info メインメニュー