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住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ0.70%

執筆者: ginko (2023-03-31)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ0.70%」です。

ほぼ全く使ったことがないながら、頭の片隅で気になっていたつくばエクスプレス延伸計画。案として「筑波山」「土浦駅」「「茨城空港」「水戸市」があった中で、茨城県は「土浦駅」を選んだようですね。

個人的には茨城空港とつながると、インバウンドを絡めた経済効果が期待できるのかなと思ったりしましたが、旅客客と通勤・通学客の利用割合はひと桁くらい違いそうですし、距離的にも「土浦駅」案は安全ということなのでしょう。

また、土浦延伸がうまく行けばその後の茨城空港延伸も可能と言えば可能でしょうから、夢を残した延伸計画と言えるのかもしれません。

しかし完成は2050年と約30年先です。えらい先ですね!もうちょっと早くできないものなのですかね?

時代はもう21世紀というのに、未だ日本では鉄道が街の基盤というのは興味深いです。自動運転などが広がっていけばこうした風景も変わっていくのかもしれませんが。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げました。具体的な金利水準はと言えば・・・

■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」

・10年タイプ : 0.001

・15年タイプ : 0.500%

10年タイプは相変わらずめちゃくちゃ低金利ですね・・・仮にそれぞれ満期まで運用できたとして元本を100万円とすると利息はそれぞれ

・10年タイプ : 10年で80円
・15年タイプ : 15年で5万9,700円

ということで少なくとも10年タイプについては、この金利で運用したいと思う人は皆無なのではないかと思います。上記の通り途中で解約できませんからね!

他方で15年タイプはそれなりの利率であることから、15年で見ればそれなりに利息らしい利息が出てくることが分かります。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.5」。真ん中が3つ★ですから今一つの評価です。

15年で0.5%ですから・・・こんなものですかね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月26日まで。

>>>楽天銀行の楽天エクステ預金について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1685

前回のコラム:「楽天銀行:エクステ15年0.50%」

今回は住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。

とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.320%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも上昇していますね。

そのように長期金利が上昇する中で、金利が上昇している定期預金がないか気になるわけですが、ダイレクトに影響しそうなのが仕組み預金です。と言うのも仕組み預金は一般的に預入期間が10年以上と長く、より長期金利に連動しやすいからですね。

ちなみに仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そうした制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。

ではその代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.70%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.30% → 延長された場合10年目/3.00%


やはり以前より金利がアップしています。長期金利の上昇が波及しているということですね。

さて、この住信SBIネット銀行が取り扱う2種類の仕組み預金を比較すると、分かりやすいのは前者です。延長されてもされなくても金利は0.70%のままですから、定期預金との金利比較もしやすいです。

一方、徐々に金利が上がっていくという点が魅力的な後者のステップアップ型ですが、金利がややこしいのが難点です。仮に最長10年間延長され続けた場合の平均金利は「0.935%」ということで魅力的そうではあります。しかし丸8年で運用が終われば、0.54%となりフラット型の方が有利ということになります。

仕組み預金は金利が上昇しない場合、延長されずにそのまま満期を迎えることが多いです。低金利が続くと思うかによって判断が分かれそうですね。

仮に1年で運用が終了した場合の金利は以下のようになります。

<フラット型>

・1年 : 0.70%

<ステップアップ型>

・1年 : 0.30%


もし短期で終了するのであればフラット型の方がお得ということですね。

とは言いつつ最後まで延長されることを想定して「10年間使わない資金」で利用すべきなのは言うまでもありません。

ではこの住信SBIネット銀行が取り扱う、最長10年でフラット型の金利が0.70%の仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・★★★★としておきます。投票は4月30日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】住信SBIネット銀行が取り扱う、最長10年でフラット型の金利が0.70%の仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価は?(投票は4月30日まで)  >>>投票はこちら

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