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楽天証券:JERA債5年0.49%

執筆者: ginko (2023-06-10)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:JERA債5年0.49%」です。

これまでウクライナで数多くの戦争犯罪を行ってきたロシアですが、今般、またどでかい戦争犯罪をしてくれましたね。カホフカ水力発電所のダムを決壊させ、何と600平方キロという東京23区に匹敵する地域を水没させたのです。

しかも白々しくウクライナのせいにするというのも腹立たしい話です。同エリアはロシアの支配地域なのにどうやってウクライナがダムを爆破できるというのでしょうか?ミサイルでは火力が小さすぎてダムを破壊するのは不可能です。アパートですら倒壊させられないですからね。

唯一の疑問は、ダムが決壊すると、ウクライナ側ではなく、ロシア支配地域の方が損害が大きくなってしまう点ですが(東岸の方が低いため)、報道されているように「少し壊すつもりが全壊してしまった」というミスであるなら納得できます。

ウクライナの反転攻勢は苦戦しているようですが、正義が実現されることを祈ってやみません。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のSBI債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第44回SBI債

・2年:0.93%


期間2年で0.93%ということですから高金利ですね!2年前に取り上げた時は0.6%でした。

また、2年後にSBI証券の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.2」。最高が5つ★ですからかなり良い評価です。

1%近い金利だから当然かもしれませんが。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月3日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1733

前回のコラム:「SBI証券:SBI債2年0.93%」


今回は楽天証券が取り扱う株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。

とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.420%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも以前の水準からは上昇していますね。

さて本題に戻りまして、6月に入りつつもまだ積極的なキャンペーンは始まっていませんね。そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手です。

そうした場合に候補になりそうな商品の1つが、楽天証券が取り扱う株式会社JERA第18回無担保社債です。要はJERAが発行する債券です。

公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このJERA社債の金利はと言うとこうなっております。

■楽天証券:株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

・5年:0.29%~0.69%


まだ仮条件ですので金利に幅がありますが、大体真ん中あたりで決まることが多く、仮にちょうど真ん中となれば「5年0.49%」ということですね。

悪くない金利ですが・・・定期預金の金利とは比べ物にならない高水準とは言えなそうです。

言い換えればそれだけJERA社の信用力が高いということなのでしょうけれど、格付けはR&Iで「A+」、JCRで「AA-」ということでやはり高いですね!

ではそのJERA社が何をやっている会社かと言うと、楽天証券のサイトから引用するとこういうことのようです。

・JERAは日本最大の発電会社。東京電力ホールディングスと中部電力の合弁会社で、液化天然ガスの取扱量は世界最大級。

東電と中電の合弁会社ですか!信用力が高いはずです。

そう考えるとほぼほぼノーリスクであり、その上でこの利回りを考えると・・・それなりにお得と言えるのかもしれません。

募集期間は6月14日(水)~6月21日(水)14:30となっていますので気になる方はチェックしてみてください。金利が決まるのは6月13日ですね。

ではこの、楽天証券が取り扱う5年約0.49%の「株式会社JERA無担保社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月10日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】楽天証券が取り扱う5年約0.49%の「株式会社JERA無担保社債」。あなたの評価は?(投票は7月10日まで)  >>>投票はこちら

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