ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:みずほFG劣後債約1.5%」です。
「内閣不信任案のタイミングで解散!」などと国会内で解散風が吹きましたが、結局は岸田総理が否定し解散は立ち消えとなりました。
そもそもの解散風は、広島サミットの成功を受けてのものでしたが、その後の総理長男の不適切行為や、マイナンバーカードの入力ミス問題を受けて、逆風が吹き始めたので「日和った」ということなのでしょう。
実際のところ時事通信の世論調査によれば内閣支持率は前月比-3.1%の35.1%で、不支持率の35.0%と拮抗しています。
衆議院の任期はまだ2年ありますしね。このタイミングでの解散はあまりに早いです。国会議員には最後までしっかり働いてほしいものです。
しかし正直言えば、岸田内閣の支持率がここまでまぁまぁの水準を維持しているのは驚きです。ただ検討しているだけのイメージですが・・・いろんなリーダーシップがあるということなのかもしれません。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券が取り扱う株式会社JERA第18回無担保社債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。
■楽天証券:株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・5年:0.51%
先週取り上げた時はまだ「仮条件」でしたが、5年0.51%という水準に決まったというわけですね。
信用力を考慮すれば悪くない金利だと思います。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.3」。最高が5つ★ですからかなり良い評価です。
絶対潰れないであろう信用力が評価されたということですかね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月10日まで。
>>>楽天証券の口座開設はこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1739
前回のコラム:「楽天証券:JERA債5年0.49%」
今回は楽天証券が取り扱うみずほフィナンシャルグループ劣後債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。
とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.400%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも以前の水準からは上昇していますね。
さて本題に戻りまして、6月に入りつつもまだ積極的なキャンペーンは始まっていませんね。そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手です。
そうした場合に候補になりそうな商品の1つが、楽天証券が取り扱う株式会社みずほフィナンシャルグループ第28回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)です。要はみずほが発行する債券です。
公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の通りです。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。
加えてこの債券は「実質破綻時免除特約および劣後特約付」となっています。楽天証券のサイトから引用するとこういうことですね。
・実質破綻時債務免除特約とは、債券の発行体が実質的に破綻状態になった際に、その発行体は償還金の決定方法に関わらず、元利金の支払いを行う義務をすべて免除されるという特約をいいます。
・劣後特約とは、発行体に関して破産手続きや会社更生手続きの開始など、劣後特約で定められた「劣後事由」が発生した場合に普通社債に比べ元本利息の支払いの順位(弁済順位)が低くなる債券に付けられる特約をいいます。
つまりは、「破綻状態になるとお金はまず返ってこない」特約ということです。リスク高めですね!
そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このみずほFG劣後債の金利はと言うとこうなっております。
■楽天証券:株式会社みずほフィナンシャルグループ第28回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)
・10年:1.2%~1.8%
まだ仮条件ですので金利に幅がありますが、大体真ん中あたりで決まることが多く、仮にちょうど真ん中となれば「10年1.5%」ということですね。
期間は長いですが、定期預金の金利とは比べ物にならない高水準です。格付けもR&Iで「A+」、JCRで「A+」と、やはり高いです!
それなりにお得と言えるのかもしれません。
募集期間は6月29日(木)~7月12日(水)14:30となっていますので気になる方はチェックしてみてください。金利が決まるのは6月29日ですね。
ではこの、楽天証券が取り扱う10年約1.5%の「みずほフィナンシャルグループ劣後債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月17日まで。
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