ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:日照時間参照型マネックス債0.39%?」です。
昨年来の円安やインフレによって、電気料金が相次いで引き上げられていますが、新しい料金は地域によってかなりバラつきがあるようですね。日経新聞に掲載されていたグラフを見ると
・沖縄電力>北海道電力>東京電力>四国電力>北陸電力>関西電力
という形になっていて、標準世帯で沖縄電力は9,000円前後のところ、関西電力は5,000円強ということで倍近い差になっています。厳しいですね!
関西電力はそもそも電気料金が上がっていない時点でかなり特殊です。水力発電や原子力発電の比率が高いのでしょう。 改めて火力発電からの脱却が求められますね・・・。
ちなみにグラフでは新電力の値段も掲載されていて、なんとどこもほぼ東京電力と同じくらいに見えます。現時点で一部の地域を除いては全く価格競争力がないということです。
こちらもなかなか厳しい状況ですね・・・。
とは言いつつ、すでに原油価格は往時の2/3くらいまでに下がってきていますので、今後はむしろ値下げを期待したいところです。特に新電力にはがんばってほしいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、ソニー銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げました。気になる金利はと言うと
■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%
どちらも0.20%ということですね!昨年のキャンペーン金利は0.13%でしたので大きくアップしました。
これならソニー銀行利用者の方もそれなりに満足なのではないでしょうか。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.8」。真ん中が3つ★ですから良い評価です。
0.2%に乗ると満足度が上がるということですね!
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月25日まで。
>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1753
前回のコラム:「ソニー銀行:円定期6ヶ月0.20%、1年0.20%」
今回はマネックス証券の取り扱う「日照時間参照型クーポン付 円建債券(愛称:個人向けマネックス債
夏祭り)」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。
とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.445%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも昨年までの水準からは上昇していますね。
さて、そうは言いつつ定期預金金利が低迷している中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした方の候補となるかもしれないのがマネックス証券の取り扱う「日照時間参照型クーポン付
円建債券(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)」です。「夏祭り」という微妙なネーミングですが、金融商品としてはマネックスが発行する社債ですね。
社債とは、利率は最初から決まっていて満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の点が挙げられます。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、今回のマネックス債にはさらにとてもユニークな商品性が付加されています。何かと言えば「観測地点(山梨県
甲府)の日照時間により0.25%~0.87%の間で決定する」というものです。具体的にはこう説明されています。
■マネックス証券/日照時間参照型クーポン付 円建債券(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)」
・金利 : 0.25% + 0.02% × 9時間以上日数
・観測期間 : 2023年8月1日(火)から2023年8月31日(木)まで
・観測地点 : 気象庁が公表する「山梨県 甲府」
・9時間以上日数 : 気象庁が公表する日照時間が9時間以上の日数
つまり甲府の日照時間が9時間以上になれば金利が0.02%ずつ増加していくということです。
ただこれだけだと全然イメージがわかないので過去10年の平均をチェックしてみると「7日」ということのようです。
とすると金利はこうなります。
・9時間以上の日/7日 = 0.39%
であれば金利は悪くなさそうですが、今年の夏はどうなるのでしょうか。今のところ天気はあまりよろしくありませんが。
なお格付けはBBB+ということで今ひとつですが、1年後にマネックスグループが破綻していることはまずなさそうですし、1万円から投資できるのは手軽ではあります。
申し込み期間は7月24日までとなっていますのでご注意ください。
では、このマネックス証券が取り扱う、甲府の8月の日照時間によって金利が変動し、過去データからすると0.39%程度になりそうな「個人向けマネックス債
夏祭り」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は8月9日まで。
>>>マネックス証券が取り扱う「個人向けマネックス債
夏祭り」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】マネックス証券が取り扱う、甲府の8月の日照時間によって金利が変動し、過去データからすると0.39%程度になりそうな「個人向けマネックス債
夏祭り」。あなたの評価は?(投票は8月9日まで) >>>投票はこちら
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