執筆者: ginko (2023-09-17)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:個人向け国債変動0.43%」です。
支持率のテコ入れのために岸田総理が内閣改造を実施しました。毎回、内閣改造の時には人気のある議員や、フレッシュな議員、女性議員が参画することで支持率が上昇するのが通例ですが、今回の内閣改造後の支持率はと言うと・・・
・支持:42%→42%
・不支持:50%→51%
ということで全然回復していないですね!ちょっと滑稽にすら感じます。実際に内閣改造への評価はこうです。
・評価する:28%
・評価しない:49%
やはりダメですねぇ。「丁寧に話を聞く」のがモットーの岸田総理ですが、派閥の言うことを丁寧に聞くとこうなってしまうということなのかもしれません。
ただ一方で岸田総理の退陣を求める声も聞こえてこないですね。「敵を作る政治」が安倍・小泉政治の系譜なら、岸田総理はその真逆の「敵を作らない政治」と言えそうです。面白みはないですが、後世にはどちらが評価されるのでしょうね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.15%
・3年:0.22%
・5年:0.30%
・7年:0.35%→0.45%
※2023年9月9日現在、年利、税引き前、100万円以上
今月から7年もの金利を引き上げ0.45%となりました!素晴らしい。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.9」。最高が5つ★ですからまずまず良い評価です。
0.45%はインパクトがあると言う事なのかもしれません。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月9日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1801
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期5年0.30%、7年0.35%」
今回はマネックス証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
とは言いつつ2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられています。定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.700%」という事で、だいぶ上昇してきましたね。
さて本題に戻りまして今回は個人向け国債です。個人向け国債の特長をご案内すると、まず指摘できるのはこの点です。
・制度設計上、いくら長期金利がマイナスになっても0.05%以下にはならない。
つまり預けっぱなしにしておいても金利がマイナスになる懸念がないわけで、これは一定の魅力だと言えます。実際のところ「マイナス金利時代の運用方法」として、FPなどの専門家がこの「個人向け国債」を推奨しておりますが、その理由はそういうことなのですね。
加えて変動金利である「変動10」を選べば、こうしたメリットもあります。
・市場金利が上昇すればダイレクトに運用利回りも上昇する。
世の中の金利が上昇すればそれに連動して利回りが上昇していくということです。今はむしろこっちの方がメリットとして認識されているかもしれませんね。
と言うことで気になる今月の金利はと言うと以下の通りです。
■個人向け国債
・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.21%
・変動10年タイプ:0.43%
変動10年タイプの金利はここ最近の長期金利の上昇傾向を受けて、0.43%へ上昇したわけですね!
過去の変動10年タイプの金利も今月金利改定があったものは一斉に0.43%に引き上げられたわけで、保有者は変動金利タイプのメリットを実感できたのではないでしょうか。
金利はもう少し上昇するかもしれませんので注目ですね。
なお、「変動10年タイプ」は上記の通り金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。ペナルティは平たく言えば「過去1年分の利息を放棄すること」ですね。
また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。
ではこの、変動金利タイプの金利が0.43%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は10月17日まで。
>>>マネックス証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】変動金利タイプの金利が0.43%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は10月17日まで)
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