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SBI証券:三井住友FG債10年1.758%

執筆者: ginko (2023-10-15)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:三井住友FG債10年1.758%」です。

旧統一教会に対して解散命令請求が発出されましたね。政治とのつながりや宗教政党である公明党に配慮してダラダラ尻切れトンボで終わるのかなと思っていましたが、意外とキチンと結論を出したわけです。素晴らしい。

欲を言えば行政がもう少し早く動いていれば被害は少なかったわけですし、安倍元総理も死なずに済んだのだと思うと虚しさを感じないではありますが、とは言え問題のある宗教団体には解散命令が出るという先例が積み上がっていくことは良いことだと思います。

とは言いつつ、あくまでまだ地裁に請求が出されただけですので、最終的に結論が出るまでには何年もかかるのでしょう。丁寧な進め方と言えるのかもしれませんが、まどろっこしさは禁じ得ないですね。

加えて解散命令が出たとしても信者が存在する以上、団体は別の形で存続するのでしょうから、これで終わりというわけではありません。

ハマスの問題もそうですが、宗教の問題は根深く解決は難しいですね。新たな被害者が出ないことを祈るばかりです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スタードリーム10」を取り上げました。気になる金利条件はこういうことになります。

■東京スター銀行「スタードリーム10」

・最長10年 : 1.00%
・最長15年 : 1.25%

今月から「最長15年タイプ」が追加されていますね!また最長10年タイプも金利が1%にアップしています!

もちろん通常の定期預金と比較してもかなり良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。

加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、最長15年タイプの場合、仮に1年で償還となれば1年=1.25%、5年で償還となれば5年=1.25%の金利となります。

もちろん「10年もしくは15年償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★ですからまずまず良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月30日まで。

>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1820


前回のコラム:「東京スター銀行:スタードリーム円定期1.25%」


今回はSBI証券が取り扱う三井住友フィナンシャルグループ無担保社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

とは言いつつ2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられています。定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.755%」という事で、だいぶ上昇してきましたね。

さて本題に戻りまして、10月に入り定期預金キャンペーンとしては「閑散期」のタイミングです。そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手です。

候補になりそうな商品の1つが、SBI証券が取り扱う三井住友フィナンシャルグループ無担保社債です。要は三井住友フィナンシャルグループが発行する債券です。

公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。

さらに今回の社債は「実質破綻時免除特約」と「劣後特約」がついていて、破綻した場合にはほぼ元本が戻ってこないことに加え、破綻する前の「実質破綻」の状態でも返済が滞ることになります。相応のリスクが内包されている点には注意が必要です。

そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、この三井住友フィナンシャルグループ社債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:株式会社三井住友フィナンシャルグループ第18回無担保社債

・10年:1.758%


10年で1.758%ですから、定期預金では難しい利回りですね!十分魅力的だと言えそうです。

格付けもR&Iで「A+」と高いです!リスクはゼロではないものの、検討可能と言えそうです。

募集期間は10月16日(月)~10月27日(金)14:00となっていますので気になる方はチェックしてみてください。

ではこの、SBI証券が取り扱う10年1.758%の「三井住友フィナンシャルグループ社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は11月15日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】SBI証券が取り扱う10年1.758%の「三井住友フィナンシャルグループ社債」。あなたの評価は?(投票は11月15日まで)  >>>投票はこちら

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