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イオン銀行:利回りの達人5年0.20%

執筆者: ginko (2023-10-21)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「イオン銀行:利回りの達人5年0.20%」です。

心が痛むガザ衝突ですが、報道によれば既に5,000人以上が亡くなったということになっています。悪いのはもちろんハマスですが、とは言えこれまでのイスラエルによる抑圧もあり、単純にどちらが悪いとは言えない状況なのが難しいですね。

加えて悪いのはハマスであっても被害を受けるのは双方の市民であり、これがまた話をややこしくしています。

とは言えハマスが存続する限りテロはなくならないのでしょうから、これまでの歴史があるとしても、ハマスが排除されるのはやむを得ないと思いますし、個人的にもそれを支持したいと思います。

ちなみに500人以上亡くなったとされたガザの病院空爆ですが、実際には空撮写真を見る限り建物はほぼ無傷で、車十数台が燃えただけのようです。

つまりはパレスチナ側の被害は相当に水増しされている可能性が高く、だからと言ってこの衝突を肯定する気はありませんが、フェイクニュースに踊らされることのないようにしたいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券が取り扱う三井住友フィナンシャルグループ無担保社債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:株式会社三井住友フィナンシャルグループ第18回無担保社債

・10年:1.758%


10年で1.758%ですから、定期預金では難しい利回りですね!十分魅力的だと言えそうです。

格付けもR&Iで「A+」と高いです!リスクはゼロではないものの、検討可能と言えそうです。

募集期間は10月16日(月)~10月27日(金)14:00となっていますので気になる方はチェックしてみてください。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.3」。真ん中が3つ★ですからそこそこ良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月30日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1824


前回のコラム:「SBI証券:三井住友FG債10年1.758%」


今回はイオン銀行の金銭信託「利回りの達人」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

とは言いつつ2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられています。定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.835%」という事で、だいぶ上昇してきましたね。

さて本題に戻りまして10月は定期預金キャンペーンとしては「閑散期」となっているわけですが、そうした中では通常の銀行預金以外の金融商品の利用を検討しても良いかもしれません。

そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるイオン銀行の「利回りの達人(金銭信託)」です。

これまで何度かご説明しましたが、金銭信託は以前は(と言っても30年くらい前かもしれませんが)それなりにメジャーな商品で、金銭信託が扱える各信託銀行がそこそこ力を入れて販売していました。新聞でも広告をよく見かけましたしね。

その魅力はなんと言っても定期預金と比べて高金利という点にあったわけですが、世の中の金利低下が進み、さらに各銀行で「預金余り」が目立つようになるにつれ徐々に信託商品と定期預金との金利差が縮小し、優位性が薄れ、販売量が減り、現時点ではほぼフェードアウトしている商品です。

そのようにレトロな響きのある金銭信託ですが、商品性はというと銀行が販売してきたことからも分かる通り、極めて定期預金に近い商品です。利率=予定配当率に基づき、満期の時点でほぼ間違いなく、元本と利息が戻ってきます。

とは言いつつ仕組みとしては「固定金利の投資信託」という感じですかね?社債やMMFに近いと言ってもいいかもしれません。つまりは厳密に言うと元本保証ではなく、預金保険の対象とはならず、また中途解約の取り扱いも銀行によって異なります。

デメリットの分、定期預金と比べれば金利がよくなる構造にあると言えます。

すっかりマイナー商品となってしまった金銭信託ですが、今回のイオン銀行の「利回りの達人(金銭信託)」の気になる条件はと言うと・・・

■イオン銀行/実績配当型合同運用指定金銭信託 愛称:利回りの賢人

・信託期間 : 1年、3年、5年
・受託 : 三菱UFJ信託銀行株式会社
・募集期間 : 2023年10月10日(火)~2023年11月22日(水) ※募集総額に達し次第、締め切り。
・募集総額 : 100億円
・申込単位 : 10万円以上1円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可

ということになっています。前回取り上げた時の募集額は150億円でしたが、今回は100億円ということで少し減りました。予定配当率はこうです。

・1年 : 0.12%
・3年 : 0.15%
・5年 : 0.20%


こちらは前回同様です。上記の通り市場金利は上昇していますので多少上がるかなと思いましたが、変化はないということですね。

次に、この商品のリスクですがサイトを見るとこのように説明されています。

・マザーファンドを通じて主としてA格以上が付与された住宅ローン債権等の金銭債権を裏付けとする金銭債権信託の信託受益権等で運用されます。

格以上の格付の債権に投資するのであれば、そのリスクはかなり低そうです。お得な定期預金が見当たらないという方は検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに同じく金銭信託を販売している新生銀行の場合は、投資金額によって変わってくるものの1年最大0.20%、3年最大0.25%となっています。



こちらも金利変わらずですね・・・比較検討してみてください。

>>>新生銀行の「新生パワートラスト(金銭信託)」について詳しくはこちらから

ではこの、1年0.12%、5年0.20%となる、イオン銀行の「利回りの達人(金銭信託)」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいですかね。投票は11月22日まで。

>>>イオン銀行の「利回りの達人(金銭信託)」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年0.12%、5年0.20%となる、イオン銀行の「利回りの達人(金銭信託)」。あなたの評価は?(投票は11月22日まで)  >>>投票はこちら

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