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東京スター銀行:スタードリーム円定期1.2%

執筆者: ginko (2023-12-24)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:スタードリーム円定期1.2%」です。

国立社会保障・人口問題研究所が将来推計人口を公表したようですね。ポイントとしては

・20年から25年にかけて46道府県で人口が減り、東京も40年をピークに減少に転じる。

・50年には11県で20年と比べた人口が3割以上減る。

とのことです。「転入者」という観点から言えば、埼玉・千葉・神奈川も足元ではプラスですし、大阪も福岡も沖縄もプラスです。それでも東京以外人口が減るということは、自然死を社会増では補いきれていないということですかね。

人口が減ればますます中核都市に人が集まることになりそうです。地方が思い切って外国人に門戸を広げ、人口を立て直すのか、それとも穏やかに「店じまい」を進めていくのか気になるところです。

円安が常態化すればそもそも外国人が来てくれるかどうかも分かりませんが・・・観光客は来るのでしょうけれど。

しかし時代の変化は激しいですね!筆者の幼少のころは人口爆発が社会問題だったのに、それから数十年で人口減少が社会問題になるとは、何とも皮肉な話です。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI新生銀行の「冬の大感謝祭」を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■SBI新生銀行「冬の大感謝祭」

・6ヶ月 : 0.20%

・1年 : 0.25%
・3年 : 0.40%
・5年 : 0.55%

いずれも高水準ですが、特に目を惹くのはやはり5年ものですね。0.55%断トツの金利水準です。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.1」。最高が5つ★ですからかなり良い評価ですね!

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月16日まで。

>>>SBI新生銀行の「冬の大感謝祭」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1868


前回のコラム:「SBI新生銀行:円定期1年0.25%、5年0.55%」


今回は東京スター銀行の「スタードリーム10」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

とは言いつつ2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられています。定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことで日本の金利もピークアウトしたように見える点ですね。本日の長期金利も「0.620%」という事で、ピークに比べればジワジワ低下しています。気になるところです・・・。

そのように長期金利が下がり始めた中で、ダイレクトに金利に影響しそうなのが仕組み預金です。と言うのも仕組み預金は一般的に預入期間が10年以上と長く、より長期金利に連動しやすいからですね。

ちなみに仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そうした制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。

そして今回取り上げる東京スター銀行の「スタードリーム10」は、「金利は期間中変わらず、満期が繰り上がる=預入期間が短縮される可能性がある」仕組み預金ということになります。

楽天銀行住信SBIネット銀行も同じタイプの仕組み預金を販売していますが、気になる金利条件はこういうことになります。

■東京スター銀行「スタードリーム10」

・最長10年 : 0.90%
・最長15年 : 1.20%

通常の定期預金と比較すればかなり良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。

ただやはり前回取り上げた時から金利が少し下がっていますね。1月はさらに下がることになりそうです。

なおこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですが、最長15年タイプの場合、仮に1年で償還となれば1年=1.20%、5年で償還となれば5年=1.20%の金利となります。

もちろん「10年もしくは15年償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。

どういう場合に繰り上げ償還されるかということですが、もちろん銀行の損得によって決まりますので、

・今より金利が下がる:償還される
・今より金利が上がる:償還されない

ということになります。原則的には。

つまり預金者の金利観によってこの商品の魅力は変わってくるということですね。

参考になさってください。

ではこの東京スター銀行の、最短1年で満期が繰り上がる可能性がある、最長10年タイプ=0.90%、最長15年タイプ=1.20%の仕組み預金「スタードリーム10」 。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は1月24日まで。

>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】東京スター銀行の、最短1年で満期が繰り上がる可能性がある、最長10年タイプ=0.90%、最長15年タイプ=1.20%の仕組み預金「スタードリーム10」 。あなたの評価は?(投票は1月24日まで) >>>投票はこちら

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