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マネックス証券:クレディ・アグリコル債5年0.68%

執筆者: ginko (2024-03-02)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:クレディ・アグリコル債5年0.68%」です。

日経平均の歴史的な株価上昇で金融市場が沸いているものと思いますが、それと同じように上昇しているのがビットコインですね。今や6万3000ドルまで上昇し、過去最高値まであと1割に迫っているようです。

6万ドルと言われてもピンと来ませんが、940万円と言われると、おぉ!と思いますね。1年前は約300万円ですから、3倍に増えたことになります。

上昇のキッカケはやはりETFの上場でしょうね。ETFになったことで購入も管理もとても簡単になりました。日本での税務はよく分かりませんが、売却せずに保有している間は恐らく税金は発生しないでしょうから、現物のビットコインを保有するよりやはり利便性が高そうです。

ただ筆者がETFにせよ何にせよ、ビットコインに投資することは永遠になさそうです。実体がありませんからね。これから9000万円になる可能性もあるでしょうけれど、90万円になる可能性もあります。

また仮にETFが保有するビットコインがハッキング等で失われた場合、その損失は誰が負うことになるのでしょうね?

投資したビットコインが北朝鮮などに盗まれるのも納得いかないでしょうしね。ビットコインバブル3.0を指をくわえて眺めるのみです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券が取り扱う大和証券グループ本社無担保セキュリティトークン社債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。

■楽天証券:大和証券グループ本社無担保セキュリティトークン社債

・正式名称:株式会社大和証券グループ本社無担保セキュリティトークン社債(社債間限定同順位特約および譲渡制限付)
・期間:1年
・格付け:A(R&I)/A+(JCR)
・販売期間:2024年3月12日(火)9:00~3月18日(月)14:30
・利率(年率):【仮条件】0.80%(税引前)

まだ仮条件ではありますが、期間1年で0.8%ということですから高利回りであるのは間違いありません。1年後に大和証券の経営が傾いている可能性もほぼゼロでしょうからね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。最高が5つ★ですから良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月24日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1933


前回のコラム:「楽天証券:大和証券グループ本社債1年0.8%?」


今回はマネックス証券の取り扱うクレディ・アグリコル・CIB円建債券を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

とは言いつつ2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられています。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことで、日本の金利もピークアウトしたように見える点ですね。本日の長期金利は「0.710%」と上がったり下がったりですが、ピークに比べれば低下しています。

さて、定期預金金利は全体的にはまだまだ低迷しているわけですが、単なる預金以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるマネックス証券が取り扱う「クレディ・アグリコル・CIB円建債券」です。要はフランス最大の銀行であるクレディ・アグリコルグループの投資銀行が発行する社債です。

社債については先日も取り上げたわけですが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の点が挙げられます。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。


素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このクレディ・アグリコル・CIB円建債券の金利はと言うとこうなっております。

■マネックス証券:クレディ・アグリコル・CIB2029年3月22日満期円建社債(グリーンボンド)

・5年:0.68%


期間5年というのは手頃ですが、0.68%の金利というのは・・・今時の社債としてはちょっと微妙ですかね。それだけ信用力が高いということかもしれませんが。

実際、クレディ・アグリコル・CIBの格付けはS&Pで「A+」とかなり高いです。安心して投資できるのは間違いないですね。

なおこちらの社債はグリーンボンドということで以下のように説明されています。

・グリーンボンド(Green Bond)とは、地球温暖化をはじめとする環境問題の解決に貢献する事業(グリーンプロジェクト)に要する資金を調達するために発行される債券のことです。

・クレディ・アグリコル・コーポレ-ト・アンド・インベストメント・バンクが発行するグリーンボンドは、グリーンボンドにより調達された資金をグリーン・ポートフォリオに充当し、環境にやさしい経済・社会への貢献を可能にします。

こうした理念に共感できる方にはオススメですね。

ちなみに販売期間は3月21日(木)14:00までとなっています。

では、このマネックス証券が取り扱う、5年0.68%のクレディ・アグリコル・CIB円建社債(グリーンボンド)。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・金利水準を考慮すると「★★★★」くらいですかね。投票は4月2日まで。

>>>マネックス証券が取り扱う「クレディ・アグリコル・CIB円建社債」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】マネックス証券が取り扱う、5年0.68%のクレディ・アグリコル・CIB円建社債(グリーンボンド)。あなたの評価は?(投票は4月2日まで)  >>>投票はこちら

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