銀行.info

銀行関連ニュース

2018年は損した?儲かった?

執筆者: ginko 発行日付: 2019-01-09

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>2018年冬のボーナス、何で運用する?」では・・・

1位:定期預金 46%
〃 :日本株・日本株投信 46%
3位:普通預金で様子見 38%
〃 :外国株・外国株投信 38%
5位:国債 23%
6位:国内不動産・国内不動産投信 15%
〃 :ボーナスはない 15%
8位:国内債券・国内債券投信 8%
〃 :その他の運用商品 8%

となりました。1位は「定期預金」と「日本株・日本株投信」が約5割で並びましたね!意外と積極的です。

足元の株価下落を見て「投資チャンス!」と捉えるのか、「投資は怖い!」と捉えるかによって判断が変わってきそうですね。

ちなみに昨夏のアンケート結果はこうでした。

1位:外国株・外国株投信 64%
2位:定期預金 55%
3位:普通預金で様子見 36%
〃 :国債 36%
〃 :日本株・日本株投信 36%
6位:国内不動産・国内不動産投信 18%

1位は何と「外国株・外国株投信」だったんですね。

当時、回答通り投資されている方は年末年始の円高株安で青ざめているかもしれませんが、投資の成否は中長期的な運用成績で把握すべきものですね。とりあえず10年間塩漬けしてしまえば「マイナスのまま」ということはないと思います。

個別株に投資されている場合は会社が潰れてしまう可能性があるため、その限りではありませんが。

筆者自身はいつもご案内しているようにこの先数年の株式市場に悲観的ではありますが、先のことは誰にも分かりませんからね。このタイミングでの投資が吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知るです。

ただし繰り返しになりますが、統計的には「10年間塩漬けしてマイナスになる株式指数はほとんどない」わけで、例えばインデックスファンドに投資した場合はプラスになるまでじっくり寝かしていただければと思います。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは2月9日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=529

〔前回のコラム〕
2018年冬のボーナスの運用先は?


 --- Ginkou ---

2018年に"儲かった株"1位は「プレミアグループ」、逆に"損した株"1位は「RIZAPグループ」と判明!
https://diamond.jp/


2018年にダイヤモンド・ザイ読者が「儲けた&損した株」の各ランキング1位と2位の銘柄を紹介!

2018年は、26年ぶりに終値で日経平均株価が2万4000円を超えた一方、1000円幅の急落が何度も発生。たんまり儲けた人もいれば、地獄を見て息も絶え絶えの人もいるだろう。そこで読者130人に、2018年の成績と2019年の方針についてのアンケートを実施!その結果を詳しく紹介。  ※「ザイ・オンライン」「ダイヤモンド・オンライン」のメールマガジン読者へアンケート(2018年10月16日~10月23日)を実施し、130人から回答を得た。

2018年に読者が「儲けた株」についてのアンケート結果を集計したところ、票数1位となったのは中古自動車向け金融の「プレミアグループ(7199)」。「プレミアグループ」は、2017年12月に上場。前期は増益も今期は減益予想だが、株主重視の姿勢や業務提携の発表で株価は上昇し、2018年11月2日時点の株価は初値の2倍に。

「業績堅調な高配当株として、2018年の3月に購入。あれよあれよと上がり株価は2倍に。東証1部昇格の条件も満たしている」(39歳男性)。「IPO後に買い、以降は右肩上がり」(51歳男性)

一方で「儲けた株」2位の「メルカリ(4385)」は、初値から株価が半分に……。

「メルカリ」は、2018年6月に上場。先行投資が負担となり、株価は初値をつけた後に下落。「なるべく多くの口座を開き、主幹事証券で必ず申込むなどIPOに力を入れて無事当選。初値売りで20万円の利益」(51歳男性)、「予想より初値がよく、すぐ利確しました」(47歳男性)と、IPOで当選して初値で売った人はしっかり儲けている一方で、「回復すると思って持ち続けて、損失が広がった」(23歳男性)人もいるようだ。

続いて、「損した株」の読者の票数1位は「RIZAPグループ(2928)」。

「RIZAPグループ」は、積極的なM&A路線を修正中だが、株価の下落が止まらない。

「8月に1000株購入後、下がったところで900株買い増しました。しかしその後も下落の一途。年末には上がると信じます」(44歳男性)、「昨年末と比べて株価は半分。ただ、売るつもりはなく長期保有します」(31歳男性)と、売るに売れない状態の人も多いようだ。

また、「損した株」の2位は「エリアクエスト(8912)」。「エリアクエスト」は、3月に飲食店で使える優待券やQUOカードがもらえる太っ腹な株主優待を新設したが、なんと8月に廃止。その影響で株価が急落し、多くの株主が巻き込まれた。

「1月から保有したが、株主優待の改悪で株価は大幅下落。虚しさがこみあげます」(41歳男性)。「株主優待の廃止が開示された直後に会社に電話したが、対応が不誠実で回答もいまひとつ。優待廃止より会社の対応にイラつきました」(28歳男性)

「儲けた株」は好業績が多い一方、「損した株」は業績悪化のほか、不祥事や自然災害など、突発的な理由も。特に後者はいつ起こるか予想できないため、あらかじめ投資先を分散することが大切だ。

〔 出典:ZAIオンライン 〕

 --- Ginkou ---

上記の通り年末年始に大幅な円高株安となりましたね。各指標のグラフをチェックしていくと、1月9日現在、このようになっています。まず米ドル円



過去1年の間に投資した方はほとんどの方が円高=為替差損が出ている状況ですね。次に日経平均



こちらは過去1年の間に投資した方は「全員」赤字となっている状況です。次にアメリカ株(S&P500)



こちらもほぼ同じですね。為替相場を加味すれば2月から4月に投資された方の中にはプラスの方がおられるかもしれませんが・・・。

そのように考えると読者の皆さんの2018年の運用成績もやはり苦戦を強いられたのではないかと思います。そうそう久しぶりに一世を風靡したビットコインのチャートをチェックするとこうなります。



言葉もありません・・・。

ちなみに筆者の公表している運用成績をチェックしてみると、意外と唯一残してきたJ-REITが上昇したためか、わずかながらプラスを維持しているようです。+4万円くらいなので大したプラスではありませんが。

実況中継!自腹で資産運用~前月比+1万円

それはともかくとして全体的には尻すぼみになった株価を受けてか、この時期になれば1つや2つくらいは見つかる「個人投資家の今年の運用成績」といった記事がなかなか見つかりません。そうした中、上記ZAIオンラインによる読者130名に対する調査結果はこうなったようです。



儲かった方が4割ということですが、これは10月の調査で、その後株価が大きく崩れましたので今調査するとかなり異なる内容になるのではないかと思います。

果たして読者の皆さんの運用成績はどうなったでしょうか?

ということで今回の読者アンケートは恒例の、「2018年は年末にかけて大幅な株安となってしまいましたが、あなたの2018年の運用成績は?」でいきましょう。投票は2月9日まで。

■【読者アンケート】2018年は年末にかけて大幅な株安となってしまいましたが、あなたの2018年の運用成績は?(2月9日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=557



>>>間違いだらけの銀行えらび ~ 銀行.info<<<

思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!



スポンサードリンク

Copyright© 2017 Ginkou.info All Rights reserved.

PAGETOP MENU MENU