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　５．今月の世界の株価収益率

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　６．自腹で資産運用中！（１４年２ヵ月目）

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　７．１５年５ヵ月目のひとりごと：
　　　「アジアの謎とアジアの時代」
　　　＋１７，３００本＋３３０万円

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　７．１５年４ヵ月目のひとりごと：
　　　「１％」
　　　＋１７，２００本＋３２５万円

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・１５年４ヵ月目のひとりごと

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■「１％」

今般のコロナ問題に関して気になることの１つが社会の同調圧力です。非常事
態宣言が出される中、みんな我慢しているのに自粛していない奴は許さん、と
いう風潮ですね。

もちろんその気持ちはよく分かりますし、感染症対策と言うのは全員がしない
と効果が落ちてしまいます。

また自分が病気になるだけでは終わらないのが感染症であって、軽率な行動に
よって周りや家族にうつす可能性があり、さらには病院や医療関係者にも迷惑
をかけます。

コロナウイルスに関して最大のボトルネックは入院施設、そして人工心肺など
の救命設備ですから、それが満杯にならないようみんなが配慮するのは当然だ
と言えます。

そのための外出自粛だとよく理解した上で、それでもやはり今の社会の同調圧
力には多少の気味悪さを感じてしまいます。どんな社会にも言う事を聞かない
「不心得者」はいるわけで、しかしそうした人々がいなくならないのは、社会
にとって必要だからですね。

みんなが逃げる時に逃げない、みんなが逃げない時に逃げる、そういう「多様
性」によって人類は「全滅」を免れてきたのだと思います。その点ではこうし
た状況での「不心得者」は故意かどうかはともかくとして、自らリスクを背負
って危険を知らせるカナリアだと言えます。

またそうした異端児が一定割合いてこそ社会の健康が保たれる気もしますしね。

加えて、今のコロナとの戦いを「戦争」に例える海外の指導者は多いですが、
みんなが一つの考え方に染まっていく今の状況を、先の大戦での日本人の盲目
的な帝と政府への追従に重ね合わせてしまって、薄気味悪さを感じているのも
あると思います。

「バカなやつ」をある程度許容できる心のゆとりを持っておきたいものです。
「みんながみんな同じ行動」というのはある意味、危険だということですね。

その点では「３密さえ避ければ過度な自粛は必要ない」と言い続けているホリ
エモンや、「コロナはインフルエンザ以下だ」と主張する池田信夫氏などの論
客には素直に敬意を感じます。

もちろんコロナの致死率はインフルエンザの１０倍以上ですので、池田信夫氏
の意見そのものに賛同するわけではありませんが、しかしブレずに、社会の同
調圧力にも屈しない姿勢はやはり尊敬します。

他方、当初「コロナの蔓延は防げないので過度な自粛は避け、共存を目指すべ
きだ」と主張していた橋下徹氏が、いつの間にか緊急事態宣言を支持する側に
変節していたのは残念でした。

３氏の意見の中で筆者が近しく感じるのはホリエモンですかね。クラスターが
発生しているのは、ライブハウスやジム、そして病院などの屋内施設であり、
そうした施設での濃厚接触を避ければ今のところ感染リスクはかなり低そうで
す。

また東京の感染者は約４，０００人で、実際にその１０倍いたとしても４万人。

東京の昼間人口は１，６００万人なので、「４００人に１人」ということです
ね。つまり周りに感染者がいる可能性はほとんどなく、しかもその４００分の
１の感染者と濃厚接触する可能性はさらに下がるわけで、その点では本来はこ
こまで大規模な自粛は必要ありません。

せめて「１００人に１人＝１％」となったあたりから、徐々に警戒感を高めて
いってもいいような気がします。

しかしなぜ政府と都が緊急事態宣言を急いだかと言えば上記の通り、重症のコ
ロナ患者向けの病院のキャパシティが圧倒的に足りないということですね。

個人的には、マスクも１０万円もいいですが今は全ての政策をこのキャパシテ
ィ問題の解決に向けるべきだという気がします。早期に医療体制が拡充される
ことを期待したいと思います。

ちなみにニューヨーク州が行った抗体検査では１３．９％の人が既に抗体を持
っていたということですね！これはすごいことです。

１％程度と目される致死率を先進国が許容できないのは自明ですが、言い換え
れば発展途上国などで、蔓延を防げなかった結果として、１％の国民の命と引
き換えに６～７割の人が抗体を持つ「集団免疫」の状態になると、一足早く通
常状態に戻り、もたもたロックダウンを繰り返す先進国を後目に高成長を実現
する・・・などと言うシナリオも考えられそうです。

それが良いと言っているわけではなく、今後の「復興」のカギを握るのは「抗
体を持っている人の数」だということです。

日本は感染者の少なさが逆に今後の復興の足枷になってくるかもしれないとい
うことですね。

１日も早くワクチンが開発されることを祈りたいと思います。

さて株式相場についてはなぜか安定して推移していますね。株式市場がこのコ
ロナリスクを正しく把握しているとは思えませんが、投資を再開した筆者にと
っては今後、株価が上がっても下がってもうれしい面はあります。

まぁその点では、４年前に投資を手じまいしておいてよかったと言えるのかも
しれません・・・。


＜御礼＞

今月もいくばくかの寄付を行いました。

１．植樹活動への寄付　：累計で１７，２００本相当になりました。
２．震災への寄付　：累計で３２７万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます！
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年4月／本間


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