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銀行関連ニュース

メルマガ「間違いだらけの銀行選び」9月号。

執筆者: ginko 発行日付: 2016-9-26

9月号の内容はこのようなものです。

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□ 2016年9月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(ソニー銀行、オリックス銀行、SBI証券他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・<複数回答可>日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意
欲を持つ個人が増えているとのことです。あなたは不動産に興味があ
る?

・日経新聞の世論調査によれば、マイナス金利政策を評価している方が
33%と意外と高かったですが、あなたはマイナス金利政策を評価す
る?評価しない?

・民進党代表選に関する世論調査では、1位:蓮舫氏、2位:前原氏、
3位:玉木氏ということのようですが、あなたが投票したいのは誰?

・金融庁によれば、2025年には地方銀行の半数が赤字になるようで
すが、地方銀行は生き残ってほしい?それともどうでもいい?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年6ヵ月目)

7.11年10ヵ月目のひとりごと:
「イスラム世界でテロや争いが絶えない理由」
+12,900本+198万円

8.お問い合わせ

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ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2016年8月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(東京スター銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・じぶん銀行がauユーザー向け優遇サービスである「プレミアムバン
ク for au」の11月での終了と、その受け皿としての「じぶんプラス」
の開始を発表していますが、残念ながらその中身は改悪のようです。
あなたの評価と対応は?

・<複数選択可>金融広報中央委員会の金融リテラシー調査では、50
代の男女で老後の資金計画を立てている人は38%にとどまった、と
のことですがあなたは老後の資金計画を立てている?

・新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービ
スを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や経験は?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年5ヵ月目)

7.11年9ヵ月目のひとりごと:
「鳴かぬなら鳴くまで待とう、金融○○」
+12,800本+195万円

8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.東京スター銀行:右肩上がり最大0.3%
http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=871

■東京スター銀行「右肩上がり円定期」

・最長10年タイプ
当初3年/0.10%
次の3年/0.20%
次の4年/0.30%

以前の水準と比較すれば大きく低下していますね!この金利で10年と言わ
れても躊躇する方の方が多そうです。

とすると「悪い金利」なのかと思いますが、最近募集が再開されたばかりな
のに早速、募集を停止しておりますね・・・このような注意書きが掲載されて
おります。

・市場環境の変化により、現在募集を停止しております。

長期金利が少し低下すると募集ができなくなるほど「良い金利」ということ
ですね。預金者としてはそうした現実をしっかり認識しておく必要がありそう
です。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.8」。
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1285

真ん中が3つ★ですから・・・イマイチの評価はイマイチの評価ではあるの
ですが、ただ募集を停止しているという点を踏まえれば思ったより評価されて
いますね!

募集再々開が期待されている、ということなのでしょうか。

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■2.楽天銀行:エクステ10年0.15%
http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=873

■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」

・10年間 : 0.15%

ついに0.1%台まで下がったのですね・・・「好金利継続」というキャッ
チコピーが虚しく響くわけですが、現状ではこれでも確かに「好金利」である
のは間違いないのでしょう。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.4」。
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1287

真ん中が3つ★ですから、それを下回る残念な結果ですね。

金利水準を考えれば当然のような気もしますが。

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■3.住信SBIネット銀行:プレーオフ最大0.55%
http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=875

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.23%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.10%
→ 延長された場合10年目/0.55%

それなりの水準ですね。市場金利も定期預金金利も低下し、限りなくゼロに
近づいている現状では「相対的に魅力が増している」と感じる方も多そうです。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.5」。
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1289

真ん中が3つ★ですから、これまたイマイチの評価ですね。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
http://www.ginkou.info/news/index.html

・東京スター銀行:円定期預金プラス最大0.4%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2016年版
の8月の途中経過は以下の通りです。

※不自然な投票は調整しています。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
1位:新生銀行
2位:住信SBIネット銀行
3位:オリックス銀行、★東京スター銀行

また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:新生銀行
・円預金 :★新生銀行
・外貨預金 :住信SBIネット銀行
・FX :SBI FXTRADE
・投資信託 :新生銀行
・住宅ローン :★じぶん銀行
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社 :GMOクリック証券

総合ランキングではこれまで住信SBIネット銀行が8年連続1位と圧倒的
な強さを見せてきたわけですが、今年からいよいよ「スマートプログラム」が
始まり、実質的には「サービスの改悪」となったことから、今のところ新生銀
行が1位となっていますね!このまま新生銀行が首位を維持できるのでしょう
か?興味深いです。

それ以外のランキングでは今月は全体的に動きが多かったようですが、その
中でも円預金ランキングで新生銀行が、住宅ローンランキングでじぶん銀行が、
それぞれ単独1位に順位アップしています!注目ですね。

では2016年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願いします。

>>>2016年版のランキング投票はこちらから
http://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2016年版のランキング詳細はこちら
http://www.ginkou.info/ranking/index.html


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.info3:読者アンケート結果
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■1.じぶん銀行がauユーザー向け優遇サービスである「プレミアムバンク
for au」の11月での終了と、その受け皿としての「じぶんプラス」の
開始を発表していますが、残念ながらその中身は改悪のようです。あな
たの評価と対応は?
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1284

1位:口座を持っていない/口座を開設したくない 31%
2位:口座を持っている/そのまま使い続ける 25%
3位:口座を持っている/取引をやめる・解約する 18%
〃:口座を持っていない/様子を見てから決める 18%
5位:口座を持っている/取引を減らす 6%

となりました。1位は「口座を持っていない/口座を開設したくない」とい
うもので・・・当然の結果と言えそうです。こうしたニュースを前に「ぜひ口
座を開設したい!」という人はいないでしょうからね。

ただ一方で2位に「口座を持っている/そのまま使い続ける」が入るなど批
判一辺倒、というわけでもないようですね。そこで気になる口座保有者だけの
回答を抜き出すとこうなっています。

・口座を持っている/そのまま使い続ける 50%
・口座を持っている/取引を減らす 12%
・口座を持っている/取引をやめる・解約する 38%
・口座を持っている/様子を見てから決める 0%

半分は「そのまま使い続ける」一方で、残りの半分は「取引を減らす、やめ
る」ということで・・・完全に拮抗しているわけですね!確かにじぶん銀行の
中でもau利用者にとっては大幅な改悪である一方で、非au利用者にとって
は優遇サービスが改善される可能性があります。

優遇条件と優遇内容のバランスは決して悪くありませんからね。冷静になっ
て他行の優遇サービスと比較する中で、取引を続けてもよいかな?と思われる
方はおられるのかもしれません。

特にすでに残高が300万円以上ある方はむしろ優遇が拡大するでしょうし
ね。

後発としては勢いがあるように感じていたじぶん銀行もついにターニングポ
イントを迎えることになります。今後の業容がどうなっていくのか・・・注目
したいと思います。

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■2.<複数選択可>金融広報中央委員会の金融リテラシー調査では、50代
の男女で老後の資金計画を立てている人は38%にとどまった、とのこ
とですがあなたは老後の資金計画を立てている?
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1286

投票者ベースで換算するとこうなります。

1位:老後資金の必要額を認識している(していた) 50%
〃:老後資金はまだ確保していないが準備は順調 50%
3位:年金の受給金額を認識している(していた) 25%
4位:老後資金計画を策定している(していた) 17%
〃:老後資金を確保している(していた) 17%
〃:老後資金を全く確保できていない 17%
7位:老後資金はまだ確保していないが準備は低調 8%

1位は「老後資金の必要額を認識している(していた)」と「老後資金はま
だ確保していないが準備は順調」が同率で並んでいます。5割、ということで
すね。

3位以下も「年金の受給金額を認識している(していた)」、「老後資金計
画を策定している(していた)」、「老後資金を確保している(していた)」
が続き、全般的に老後資金の準備はとても順調ということのようです。すばら
しいです!

逆に言えばちょっと心配な方々の割合ですが

・老後資金を全く確保できていない 17%
・老後資金はまだ確保していないが準備は低調 8%

で、両方合わせて25%。ちょうど全体の4分の1になる計算です。何だかと
てもリアルな割合ですね・・・。正直に回答いただきありがとうございます。

老後資金の確保は残り20年あれば十分間に合いますが、10年を切ると徐
々に難しくなってきます。仮に50代でまだ準備が低調の場合は焦ってくると
思いますが心配には及びません。

60才以降、65才以降も働くことにすれば老後マネーの収支は劇的に改善
するのですね!特に鬼門は60才~65才の間の「無年金期間」ですので、こ
こを乗り切れば後はかなり楽になります。

働いている間は無駄遣いもできませんしね。

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■3.新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービス
を提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や経験は?
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1288

1位:興味ない/今まで取引したことがない 50%
2位:興味あり/過去取引していた 16%
〃:興味あり/今まで取引したことがない 16%
〃:興味ない/過去取引していた 16%

となりました。1位は「興味ない/今まで取引したことがない」ということ
ですね。半数ということで圧倒的です。

そうしたわけで興味あり/なしを比較するとこうなります。

・興味あり : 33%
・興味なし : 67%

ただこうして数字にしてみると「興味あり」が意外と多いですね。また、取
引経験の有無ではこうなっています。

・取引経験あり : 33%
・取引経験なし : 67%

こちらも「取引経験あり」は思ったより多いですね。読者の方々の金融リテ
ラシーの高さが垣間見えます。

ではFX口座数というのは全体的にどれくらいあるのでしょうね?というこ
とで調べてみると今年5月に金融先物取引業協会から発表されたFXの取引口
座数は以下のようになっております。

・クリック365 : 約3万口座
・店頭取引 : 約75万口座

トータルでは約80万口座、という感じですね。もちろん口座数自体はその
何倍もあるのでしょうけれど、稼働数としてはこれくらいになるのでしょう。

日本の世帯数は4,000万くらいでしょうか?だとするとちょうど2%、
50世帯に1世帯がやっている計算です。これまたそう聞くと意外に多く感じ
ますが、ただ他の金融取引に比べれば圧倒的にマイナー商品ということでしょ
うね。

なぜ広がりに欠けるかと言うと・・・やはり儲からないから、ということで
はないでしょうか。これから参入される方はご武運をお祈りしたいと思います。

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■4.その他の銀行関連ニュース
http://www.ginkou.info/column/index.html

・ネット生保は魅力的?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ
値段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安な
のか分かるわけですね。

では今月=8月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=127.74円
・企業物価ベース : 1ドル= 96.85円
・輸出物価ベース : 1ドル= 70.85円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が
上に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走し
てきたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言える
わけです。

そして2016年8月の企業物価ベースの購買力平価は96.85円。要す
るに今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになってい
るか、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超え
ていないかどうか」チェックすればいいと思います。

8月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均は
14.25倍で、今月は14.51倍ということですね。

上がったということは株価が「割高」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2016年8月現在)>
http://www.old-ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1055


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.info6:自腹で資産運用中!(10年5ヵ月目)
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<運用実績(2016年8月現在)>
http://www.old-ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1056

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2016年 8月の評価額 : 600万1,766円
損 益 : +74万4,237円

今月は+0万円・・・と、言いますか+455円ですね。わずかにプラスで
す。つまりは残った唯一の投資資産である国内REITが上昇したということ
ですが、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラス
であってもマイナスであってもその金額は誤差の範囲内です・・・。

全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約74万円となってい
ます。こちらも当面はこのままということです。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきた
いと思います。

ドル円相場をチェックしてみると予想通り円高が大きく進んでいますね!一
時は120円を超えていたドル円が今や102円ですからね。15%も円高が
進んでいるということになります。

さらにいつもご案内しているように今の為替相場が恐ろしいのは適正水準が
よく分からないという点です。数年前まで80円前後だったことを考えればそ
のレベルまで円高が進んでもおかしくありません。

今までの円が安すぎましたし、頼みのアベノミクスも黒田マジックも為替相
場には無力となりつつありますからね。

そうしたわけで円建ての株価的にも為替相場的にもまだまだ投資のチャンス
とは言えないわけですが、ただそうした中でも気になるのがアメリカ株がスル
スルと上昇している点ですね。今年2月の株価を底にして完全に上昇トレンド
に入っております。

実際、アメリカの株価はすでに「過去最高値」を更新中でありまして、絶好
調と言って良いかもしれません。羨ましい限りですね。

となるとアメリカ経済もまた「絶好調」なのかと思いますが、実はそうでは
ありません。「良くなったり悪くなったりほどほどの景気」とも言える状態で
す。

ではなぜ「ほどほどの景気」なのに株価が「絶好調」なのかと言うと、この
ような「強すぎない景気回復」が続くかぎり、アメリカの中央銀行であるFR
Bの「追加利上げ」をそれほど心配しなくていいからですね。

「金利引き上げ=好景気の証し」とも言えるわけで過度に恐れる必要はない
のですが、現実的には世界の金融市場はこのアメリカの金利引き上げを「過度
に恐れている」状態ですね。

実際、昨年夏や今年の年明けの世界同時株安の要因の1つが「アメリカの利
上げ懸念」であったのは間違いありません。それほどまでにアメリカの金融政
策の影響は世界に影響を与える、ということですね。

確かに金利が上昇すれば資金を借りているほとんどの企業からすればコスト
アップにつながるわけで収益的にマイナスとなるのは間違いありませんが、そ
れ以上に世界の金融市場が恐れているのは投資マネーの動きでしょうね。

つまりアメリカの金利が上昇すれば、これまで低金利だったアメリカから世
界に流れ出ていた投資マネーがアメリカに還流し始めると懸念されているわけ
ですが、その影響を最も強く受けると考えられているのが新興国株です。昨年
夏以降の株価下落の中で新興国の株価が一番大きく下落したのもそうした背景
があります。

とすると今後の世界の株価が好調を維持するかどうかというのはアメリカ経
済がこの絶妙の「ほどほど経済」を続けられるかどうかにかかっているわけで
すが、客観的に考えるとそれは難しいように思います。

景気というのは常に行きつ戻りつを繰り返しながら変動していくものですね。
「巡行速度で進んでいく」と考えるのはあまりに楽観的です。仮に失速すれば
リセッションに入っていくわけですし、逆に過熱すれば利上げが待っています。
要するに「どちらに転んでも株価下落」と捉えておく方が現実に即しているよ
うな気がするのですがいかがでしょうか?

加えて悩ましいのが、そのようにアメリカの利上げが遠のけば遠のくほどド
ル安円高が進んでいく、ということですね。金利が上がれば短期的にはその通
貨は上昇する、ということになっておりまして、「金利が上がらない」となれ
ばドルが安くなるのは当然と言えます。

ではいつ投資を再開するかと言うと・・・毎回ご案内しているように、いつ
か来るであろう世界的なリセッション=景気後退の後に再参戦というのが良さ
そうですがいかがでしょう。

概ね10年に一度繰り返されている世界的な金融危機を思い出せば、リーマ
ンショックから10年後の2018年というのは大きな心理的な節目となりそ
うです。もちろんそれは根拠のないアノマリーではあるのですが・・・。


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.info7:11年8ヵ月目のひとりごと
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■「鳴かぬなら鳴くまで待とう、金融○○」
+12,800本+195万円

今年は海外ではイギリスのEU離脱を問う選挙やアメリカ大統領選挙があり、
そして日本では参議院選挙に都知事選と、完全に選挙の1年となっております。

そうしたわけで当欄も勢い選挙に関する話題が多かったわけですが、しかし
今月はそうした政治の話題はすっかり頭から遠のき、頭の中の半分以上がオリ
ンピックで占められております(笑)。単純なものです。

別のコラムでもご案内したように筆者は開会式が終わってもなお「熱度」は
ほぼゼロでしたが、しかし実際に競技が始まるとグイグイ引き付けられていき
ました。

体操、柔道、競泳、卓球、バトミントン、レスリング、そして陸上などでの
メダルは本当に感動的でしたが、メダルに届かなかったもののラグビーなどの
健闘は強く記憶に残りました。

また、敗者の涙も印象深いものでしたね。勝者にも敗者にも長い人生が残っ
ているわけで、ぜひそうした得難い経験を生かして再び金メダルを目指すにせ
よ、目指さないにせよ、次の挑戦に臨んでいっていただければと思います。

感動をもらった立場からすれば、「その後」についても応援したいものです。

しかし事前の五輪報道を振り返ると、「建設が間に合わない」「内装ができ
ていない」と言った準備の遅れや、病気や治安に対する懸念など、ネガティブ
なニュースが積極的に報道された一方、実際に競技が始まればそうした話題は
すべて吹き飛んでおります。

これはもはや、お決まりの「報道フォーマット」ということなのですかね。
次回、東京でも同じような報道がなされるのでしょうか。

つまりはあまり準備に対して神経質にならなくて良い、ということかもしれ
ませんし、結局のところ五輪の最大のコンテンツはあくまで競技者・選手であ
るということですね。当たり前ですが。

とすると、散々もめた新国立についても「どんなデザインでもいい」という
ことなのかもしれませんし、その点では「安いデザインを選んだ」というのは
あながち間違いではなさそうです。中身が大切、ということですね。

ちなみに開催地であるブラジルは「サッカーにしか興味がない」ということ
でオリンピックに対する興味はそこまで高くはなかったようですが、しかしそ
のサッカーで優勝し、国全体がハッピーな気分になっているのではないかと思
います。

良かったですねぇ。悪いニュースが多かったブラジルですが、これで元気を
取り戻してくれればいいのですが。

しかしブラジルに負けず劣らずハッピーだったのが我々日本人であるのは間
違いありません。何といっても史上最高のメダル数ですからね。日本がメダル
数を増やしたということは、その裏側でメダル数を減らした国があるのだと思
いますが、ま、今はそれは考えないようにします。

勝った選手にも負けた選手にも、多くの感動を感謝したいと思います。

ちなみに日本のオリンピックの戦績はと言うと長らく低迷してきたかと思い
ますが、2004年のアテネあたりで急回復したのですね。その前のシドニー
はと言えば金5のメダル総数18でしたから如何に低迷していたかが分かりま
す。

個人的には、体格的に劣る日本人が裕福になってハングリー精神をなくし、
心身共に戦績が劣っていくのは当然だと思っておりましたが、全くの間違いだっ
たと言うことですね。逆に言えば最近の活躍はどのように説明したらよいので
しょうか?

筆者も含めメンタルの弱さは相変わらずとすれば、やはりフィジカル、つま
り体格が欧米と大きく変わらなくなってきていることに加え、そこに科学的な
トレーニングなどの環境整備も進んできていることが原動力になっているので
はないかと思います。

そう考えるとまだまだ成績を伸ばしていくことは可能そうですね。何と言っ
ても日本の人口の半分のイギリスが金メダル数では中国を抑え堂々の2位です
から。勇気づけられます。

ただ今回の日本の「金メダル」を振り返れば、レスリングや体操、バトミン
トンなどいずれも「世紀の逆転」で取ったものであり、さすがに「出来すぎ」
という気はします。単なるまぐれで終わらないことを祈りたいと思います。

では4年後や、さらにその先を考えた場合、どのような強化策があるのでし
ょうか?

とりあえず即効性があるのは帰化作戦でしょうね。卓球の女子は右を見ても
左を見ても元・中国人ばかりでした。露骨と言えば露骨ですが、しかし表だっ
てそこへの批判はなさそうですし、ラグビーの我が日本代表だって帰化選手が
多そうでしたが、十分受け入れられ熱い声援を受けておりました。

日本の国際性を引き上げていく上でもそうした優秀な人材を受け入れていく
ことはとても大切です。

また、そうした選手が「種」となってその競技の底上げが図られていくので
しょうしね。

加えてリレーで活躍したケンブリッジ選手がジャマイカ人の血を引いている
と言われると、やはりジャマイカ人のDNAには「走力遺伝子」があるのかと
思ってしまいますよね。そうした優秀なDNAもぜひほしいところです。これ
はさすがに個人の自由意志ですが、結婚支援などの後押しはできるかもしれま
せん。

もちろん各競技団体は4年後に向けてそうした帰化政策も含め準備に余念が
ないものと思いますが、リオオリンピックで盛り上がった今だからこそ、ぜひ
もっと加速させていっていただきたいものですね。

ハングリー精神についても例えば、金メダルを取れば3億円=生涯賃金相当
が支給される、となれば大きなニンジンとなるかもしれません。アマチュアリ
ズムに反するかもしれませんが、競技人生終了後のリスクを考えればそれくら
いの「経済支援」があっても良いのではないでしょうか。

ちなみに。

この4年に一度のイベントをメルクマールとして自らのキャリアプランやラ
イフプランを考えている方もおられるようです。4年後には○○になりたい、
4年後には○○な力を身に付けたい、といった具合です。

お仕事に関しては完全に「家康型」、つまりどこまでもホトトギスが鳴くの
を待ってしまう筆者にとってみればそのように「4年後」という期限を設けて
何かプランしていくということはありませんが、しかしそのように中長期的な
戦略を立てて逆算して実行していく、というのはもちろん良いことですね!

ピンと来た方はぜひ参考になさってください。あいにく、筆者は全くピンと
来ないわけですが・・・4年後は公私ともに一体どうなっているのでしょうねぇ。

他方、日本経済や世界経済の4年後はどうでしょうか?

まず間違いないのはどこかで世界的なリセッションが起こる、ということで
すね。平均3~4年と言われている景気回復が、今はリーマンショック後の2
009年から7年も続いているわけで、ハッキリ言って「長すぎ」です。

加えて金融危機はおよそ10年に一度起きているわけで、とすれば「201
8年ごろ」というのは意識せざるを得ないタイミングだと言えます。

次の4年間のどこかで新たな金融危機が起こるのだとすれば、2020年の
東京オリンピックには、そうした暗い気持ちを吹き飛ばすような明るい大会と
なることが求められてくるのかもしれません。

もちろん危機が起こるのを望んでいるわけではもちろんありませんが、ただ
「復興」や「復旧」、「復活」というのは4年後であっても日本にピッタリの
テーマだと言えそうです。

本当にこの4年で新たな危機が起こるのであれば・・・めぐり合わせ、とい
うことになるのでしょうね。果たしてどうなるでしょうか。

ただ個人投資家としては、そうした金融危機は絶好の投資のチャンスだと言
えます。これこそ鳴かせるわけには行きませんが、じっくり鳴くまで待ちたい
と思います。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で12,800本相当になりました。
2.東日本大震災への寄付 :累計で195万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
http://www.ginkou.info/aboutus/

2016年8月/本間


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