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コインチェックbyマネックスは魅力的?

執筆者: ginko 発行日付: 2018-4-18

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「手数料が年1%程度かかるロボットアドバイザー=ロボ・アドについて有害であるという指摘もありますが、あなたにとってロボ・アドは魅力的?魅力的ではない?」では・・・

1位:どちらかと言うと魅力的 33%
〃 :魅力的ではない 33%
〃 :分からない、興味がない 33%


となりました。1位は「どちらかと言うと魅力的」と「魅力的ではない」、「分からない、興味がない」が同率で並んでいます。見事に分散しましたね・・・。

全体的には「やや魅力的ではない」という結論となりそうですが、ただビジネスとして考えた場合、約3割の人が魅力的と思ってくれるのであれば十分成り立ちます

しかしそれより何より大切なのは実績ですね。「私も儲けた」「僕も儲かった」という評判が増えてくれば徐々に支持が高まってくるのではないかと思います。提供しているのは王道の分散投資ですからそうなる可能性は十分ありそうです。

ただ一方で投資のタイミングという点から言えば、今の世界的な好景気は「終わりの始まり」の段階にあります。つまりそう遠くない将来、景気後退とそれに伴う株価下落局面が来るわけで、心配なのはロボアドとその利用者がそこを乗り切れるかどうかという点です。

無事乗り切れれば、息の長い資産運用ツールとなりそうですが・・・。

筆者は確かに手数料はかかるかもしれませんが、少額で分散投資できる利便性を考えればロボアドは悪くないと思っています。「ロボ」の要素はありませんが(笑)。

ぜひ生き残っていってほしいと思います。

なお、ちょうどよいタイミングでロボアドの筆頭サービスの1つであるTHEOがユーザーアンケート調査を発表しています。それによるとこうですね。



90%以上のユーザーが満足している!」と言った宣伝文句に慣らされている身としては「74.7%のユーザーが満足」という結果は異例の低さですが(笑)、運営会社の誠実な姿勢が垣間見えて好感が持てますね。

こうした結果を踏まえると「ロボアドは悪くない」ということになりそうですが、いずれにしても繰り返しになりますがポイントとなるのは今後の株価下落局面を乗り越えられるかどうか、そしてそんな時でも利用者を安心させ、励まし続けられるかどうかですね。

温かい目で(?)注目し続けたいと思います。

ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは5月11日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/enquete/?p=354

〔前回のコラム〕
ロボアドバイザーは有害?


 --- Ginkou ---

マネックス、コインチェック子会社化完了
https://www.nikkei.com


コインチェック(東京・渋谷)は16日、ネット証券大手のマネックスグループによる完全子会社化が完了したと発表した。マネックスグループの勝屋敏彦常務執行役が代表取締役社長となり、仮想通貨の巨額流出事件で傷ついた信用の回復を目指す。

この日の臨時株主総会で新たな経営体制を承認した。5人の取締役のうち、社外を除く3人をマネックスが派遣。社長だった和田晃一良氏と取締役だった大塚雄介氏は執行役員に就いた。

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

ハッカーの完全勝利」という何とも居心地の悪い結果となったコインチェック社NEM巨額流出事件ですが、唯一の救いはコインチェック社が被害額を自己資金から完全に補填したという点です。

最初にその方針を聞いた時は「絶対無理」と思いましたが、実際には巨額の利益を計上していたということですね・・・「もんげー!」と叫びたくなります。

とは言いつつそうした補填を経てもなおコインチェック社の信用は完全に失墜しているわけですが、その支援に名乗りを挙げたのがマネックスです。マネックスにとってはコインチェック社の訴訟リスクも抱き込むことになる反面、しばらく仮想通貨業界に新規参入するのは不可能な状況のようですので、「時間を買う」「技術を買う」「顧客基盤を買う」という点ではあり得る判断だとは思います。

ただ。

仮想通貨の将来性ってどんなものなのでしょうね?決済などの実需海外送金などの一部の例外を除いてほぼないと思いますし、資産としてもここまで価格が急激に下がるとさすがに危険というイメージがついてしまっていると思います。最近のビットコインのチャートはこのようになっています。



一応、下値は60万円くらいで固められつつあるようにも見えますが、しかしトレンドで見れば価格が急落中であるのは間違いありません。このグラフから楽観する材料を見つけるのは難しいですね・・・。

ちなみに今回のビットコインバブル崩壊に関連して、Bloombergが興味深いグラフを発表しています。



チューリップバブル南海会社バブル、そして筆者も知らなかったですがミシシッピ会社バブル(これらをヨーロッパ3大バブルと言うそうです)と同じようなカーブを描いているということですね。

加えて興味深いのが、どのバブルも「再び高騰することはなかった」という点です。

もちろん歴史を探せば、2匹目・3匹目のドジョウがいたバブルもあったのでしょうけれど、やはり大規模なバブルを引き起こすためには何も知らない一般市民をも巻き込んでいくことが必要で、一度「危ない」というイメージがついた資産に再び一般市民が熱狂することはない、というのは理解できる気がします。

マネーロンダリング対策課税面でもどんどん規制が厳しくなっていくとすると、アンダーグラウンドなマネーの流入も細っていくでしょうしね。

そうしたわけで、筆者は仮想通貨の将来性に対して極めて悲観的です。仮想通貨投資家の方々はぜひ「売り時」を逃さないようにしていただければと思います。

では今回の読者アンケートは、「仮想通貨の巨額流出事件を起こしたコインチェック社はマネックス社に買収され子会社となりましたが、このコインチェックbyマネックスは魅力的?」でいきましょう。投票は5月18日まで。

■【読者アンケート】仮想通貨の巨額流出事件を起こしたコインチェック社はマネックス社に買収され子会社となりましたが、このコインチェックbyマネックスは魅力的?(5月18日まで)
http://www.ginkou.info/enquete/?p=359



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