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オリックス銀行:円定期1年0.25%、3年0.20%

執筆者: ginko (2018-07-20)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期1年0.25%、3年0.20%」です。

東日本銀行のほぼ全店で不適切融資が横行し、金融庁から業務改善命令を受けました。 金融庁傘下の関東財務局のリリースをチェックするとこのように指摘しています。

・特定の副支店長が、営業成績を上げるために、特定のグループから紹介された融資先について、支店の営業エリア内に実態のない当該融資先の営業所の登記を行わせ、支店長を欺き、支店長専決権限を行使させるといった不適切な融資を多数実行し、多額の損失が発生している。同副支店長は、過去在籍した別の複数支店においても、同様の不適切な融資を実行し、損失が発生している。

・上記と異なる複数支店において、支店長が、OBを通じて紹介された融資先について、支店の営業エリア内に実態のない当該融資先の営業所の登記を行わせ、融資資金で市場価格を大幅に上回る不動産を購入すること等を知りながら、支店長専決権限により融資を実行し、多額の損失が発生している。

・監査部は、関係書類に係る外形的な点検や、手続の遵守状況を検証する事務面の監査しか行っておらず、上記の不適切な融資が繰り返されていることを発見できていない。

筆者が興味を持ったのは、他の方とは少し違うポイントかもしれませんが、「なぜ同行監査部は不適切融資を発見できなかったのか?」という点と、「なぜ金融庁は不適切融資を発見できたのか?」という点です。内容を見る限り損失が発生した時点で詳しく調べればすぐに分かりそうなものですが、能力も含めた監査部のマンパワーの問題や、営業店になかなか口出しできないという行内のしがらみの問題があったということなら・・・いっそ監査機能を金融庁にアウトソースしてしまうというのも手ですね。

役に立たない監査部のスタッフを4、5人切れば、1年に1回、その数倍の規模の人員での監査を外部にアウトソースする費用が捻出できそうです。業務改善命令を受ければさらに費用が拡大するわけですから尚更です。

もしかするとそのうち、金融機関の外部監査を専門に行う会社もできるかもしれませんね・・・となると、監査法人は一体何をやっていたんでしたっけ?そっちの責任もありそうです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券のマネックス債を取り上げました。このマネックス債の金利はと言うとこうなっております。

■マネックス証券:個人向けマネックス債

・1年:0.35%

・3年:0.58%

1年0.35%、3年0.58%ということでなかなかの高水準ですね!特に3年0.58%というのは定期預金では実現の難しい金利水準となりますので惹かれます・・・。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★ですのでまずまず良い評価ですね。

ただ金利水準の割には評価はそこまで高くない気がします。

しかもまだ売り切れていないですね!同じような金利水準だったSBI債があっという間に売り切れたことを見ると販売力の差は大きいようです。

もちろん投資家としてはすぐに売り切れない方が良いわけですが。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は8月13日まで。

>>>マネックス証券の個人向けマネックス債について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=417

前回のコラム:「マネックス証券:マネックス債3年0.58%」

今回は、オリックス銀行のeダイレクト預金特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.035%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期ということで、夏の円定期預金キャンペーンや、金利引き上げが出そろっています。

そうしたボーナス資金を当てこんだ動きの1つと言えるのが、オリックス銀行の「eダイレクト預金特別金利キャンペーン」ですね。

昨年の夏は「6月1日~7月31日」ということで割と早めのスタートでしたが、今回は「7月17日~8月31日」ということで約1ヶ月遅れとなっています。なぜでしょう?

それはともかく、気になる金利アップ後の金利はと言うと・・・

■オリックス銀行「eダイレクト預金特別金利キャンペーン」

・1年 :0.25%
・2年 :0.15%
・3年 :0.20%
・5年 :0.20%


※2018年7月20日現在、年利、税引き前、100万円以上

実際に金利がアップしているのは1年もの=0.25%だけですね。

この中で注目は当然その1年0.25%ですが、足元の1年もの市場金利は0.024%、5年もの市場金利も0.095%と言う水準ですから、いずれも「赤字覚悟の出血大サービス」です。

なおオリックス銀行の預金商品の中では2週間で満期が来る「2週間定期預金」も人気です。こちらの金利はこうなっています。

■オリックス銀行「2週間定期預金」

・2週間 :0.05%

※2018年7月20日現在、年利、税引き前

参考にしてみてください。

またオリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。

このまま引き続き安定経営を続け、魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。

ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・住信SBIネット銀行 1.00% ※新規顧客向け、1ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.50% ※インターネット支店、新規顧客向け、3ヶ月
オリックス銀行 0.25% ※キャンペーン金利
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け、上限100万円
・静岡銀行 0.18% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


オリックス銀行の金利は1年もの金利の中では最高水準ですね。

ではこの、1年ものが0.25%になるオリックス銀行のeダイレクト預金特別金利キャンペーン。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高水準の金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は8月20日まで。

>>>オリックス銀行「eダイレクト預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年ものが0.25%になるオリックス銀行のeダイレクト預金特別金利キャンペーン。あなたの評価は?(投票は8月20日まで)  >>>投票はこちら

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