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マネックス証券:マネックス債5年0.60%

執筆者: ginko (2018-10-12)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:マネックス債5年0.60%」です。

連日、アメリカ株が急落していますね!NYダウは昨日も545ドルの下げとなっています。市場関係者の方々は眠れない状況となっているのではないでしょうか。

筆者は何度もご案内しているように「いつ次の危機が起きてもおかしくない」と考えておりますので、こうした急落が起こるたびに「いよいよ下落局面か!?」と思ってしまうわけですが、ただ今回も大きな下落要因は見当たらず単なる「スピード調整」ということなのでしょうね・・・。

実際、過去1年のNYダウのチャートをチェックしてみると少なくとも3回、大きく下落していることが分かります。その点でも現時点で大慌てする必要はなさそうです。

「次の危機」が起こるのはもう少し先なのでしょうね・・・。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げました。仕組み預金とはどういう預金かと言うと、以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


こうした制約がある代わりに金利が高いというわけですね。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.35%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.22% → 延長された場合10年目/0.80%


前回や前々回の金利と比較すると・・・全く同じですね!今のところまだ定期預金にも仕組預金にも「長期金利変動幅拡大」の影響はないということです。残念です・・・。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.2」。真ん中が3つ★ですのでそれを上回るまずまずの結果ですね。

期間が長く、制約もある定期預金ですが、金利水準が評価されたということでしょうか。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月5日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=475

前回のコラム:「住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ最大0.80%」

今回は、マネックス証券のマネックス債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復し、現在に至っています。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利はこれまでの「-0.1%~+0.1%」というレンジから「-0.2%~+0.2%」というレンジ内の動きへと変わってくるとは思いますが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。本日の長期金利も変動幅拡大前と比べてかなり上昇してきたとは言え「0.140%」と低位にとどまっています。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、そうした中で運用の選択肢となりそうなのが「個人向け社債」です。

今回取り上げるマネックス証券のマネックス債もそうした個人向け社債の1つですね。

社債とは、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品ですが、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですが、そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例です。今回のマネックス債の金利はと言うとこうなっております。

■マネックス証券:個人向けマネックス債

・5年:0.60%


5年0.60%ということでなかなかの高水準ですね!定期預金では実現の難しい金利水準となりますので惹かれます・・・。

5年もの市場金利は0.147%であり、それから比べれば「4倍の金利」ということになります。

ちなみにこのマネックス債の格付けは「BBB」となっています。格付けはいろいろありますが、一般的には「AAA」が最高で、「AA」、「」と続き、その次が「BBB」ですね。

この「BBB」は多くの機関投資家が投資できる「下限」となっていることから、つまりこのマネックス債は「投資できるギリギリライン」ということですね。その点ではこれはネガティブな材料と言えます。

とは言いつつ5年以内にマネックス証券が倒産してしまう可能性はほぼゼロだとは思いますが・・・。

なお今回のマネックス債の申し込み期間は10月18日~10月31日14時となっています。早晩売り切れる可能性がありますのでご検討の方はお急ぎください。

さてマネックス証券の業績はどうなっているかと言うと、2018年3月期決算では当期利益は66億円ということで堅調ですね。ただ前期は1億6千万円だったようですから、業績には波があるということになりそうです。増える方の波なら問題ありませんが・・・。

では、このマネックス証券の発行する個人向け社債である、5年0.60%のマネックス債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクを考慮しても「★★★★★」としておきたいと思います。つまり満点ですね。投票は10月12日まで。

>>>マネックス証券の個人向けマネックス債について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】マネックス証券の発行する個人向け社債である、5年0.60%のマネックス債。あなたの評価は?(投票は11月12日まで)  >>>投票はこちら

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